一人でコモドに行けるかどうか、という問いの答えは「もちろん行ける」だ。むしろ、コモドのライブアボードはソロ旅行者に向いている旅行フォーマットと言っていいかもしれない。
オープントリップという選択肢
コモドのライブアボードには「オープントリップ」という形式がある。一隻のピニシに、それぞれ別々に申し込んだ複数の旅行者が乗り合わせて旅をするスタイルだ。定員は6〜14名程度で、ソロ参加者、カップル、小さなグループが混在することが多い。
ソロ旅行者にとってこれが何を意味するかというと——旅仲間を自分で探す必要がないということだ。申し込んだ時点では見知らぬ同士だが、出発した翌朝にはすでにシュノーケリングを一緒にして、昼食の席で話が始まっている。
日本国内のツアーと根本的に違うのは、乗客が様々な国籍から来ていること。欧米人、オーストラリア人、他のアジア諸国からの旅行者——コモドのオープントリップは国際的な交流の場になることが多い。
一人参加の費用
オープントリップはひとり分の料金で申し込む。「シングル追加料金」は基本的にない。
| 船の等級 | 3泊4日(一人) |
|---|---|
| バジェット | 20,000〜40,000円 |
| 中級 | 40,000〜85,000円 |
| プレミアム | 85,000〜170,000円 |
共有キャビン(二段ベッド)がある船では、プライベートキャビンへのアップグレードを4,000〜11,000円程度で選べることが多い。一人旅で良質な睡眠を確保したい場合は検討の価値がある。
実際の船上のコミュニケーション
英語が主要な共通言語になる。「日本語が話せる旅行者に会えるか」という不安を持つ方もいるが、実際のところ英語が流暢でなくてもコミュニケーションは成立する——シュノーケリング中に「あそこにウミガメいましたね!」と伝えるのに、高度な語学力は要らない。
ガイドは基本的に英語で説明するが、日本語対応のガイドを希望する場合は予約時に相談してみると良い。対応可否はオペレーターによって異なる。
食事は全員で甲板のテーブルを囲む形式で、これが自然な会話の場になる。コモドでは毎食、同じ体験をした人間同士が話す時間だ。
一人旅の女性への情報
女性の一人旅は珍しくない。欧米や他のアジア諸国から来るソロ女性旅行者は多く、船上でも不安を感じたという声はほとんど聞かない。
注意点として:
- キャビンの施錠: 中級以上の船はキャビンに鍵がかかる。予約時に確認を。
- 船員との関係: 良質なオペレーターのクルーはプロフェッショナルで、ゲストへの配慮が行き届いている。
- 緊急時: 船にはキャプテン、ガイド、コックと複数のクルーがいる。何か問題があれば相談できる環境がある。
ソロ旅行者が一人でもしたいこと
甲板で一人で海を眺める時間も、コモドの一人旅の魅力だ。チームで行動する時間と、静かに自分のペースで過ごせる時間が混在している。夜明け前に甲板に出て、次第に明るくなる海の色を一人で見ている——そういう瞬間のために、一人で来る旅行者がいる。
プライベートチャーターとどう違うか
完全な自由と一人だけの時間を望むなら、プライベートチャーターという選択肢もある。船を丸ごと一人で借り切ることはできるが、費用は当然大幅に高くなる(一人で60万円以上になるケースが多い)。ソロ旅行者の場合は現実的にはオープントリップが適切だ。
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